ヘルニアに関する記事を掲載しています。
ヘルニアとは、体内の臓器が本来あるべき正しい部位から、位置がずれ脱出してしまった状態をいいます。 ヘルニアは症状のひとつで、そのものは病気ではありませんが、誰の身にも起こるポピュラーなものです。 一般的に多いのは、椎骨の間でクッションの役割を果たしている椎間板が飛び出して、神経を圧迫してしまう椎間板ヘルニアや、腸の一部や腹膜が鼠径(そけい)部の筋膜の間から出てしまう鼠径ヘルニアなのです。 ヘルニアは起こる場所によっては、痺れや痛みなどが唐突にやってきて、ほんの数分前までは何ともなかったのに、立っていることすら出来なくなるといった症状があらわれます。 ヘルニアを起こさないようにするためには、骨の歪みや骨盤のずれを起こさないようにして、内蔵が正しい位置にあるようにしておく必要があります。...
ヘルニアと一言でいっても起こる場所や原因は様々です。 どの場所でも臓器がずれているという状態が一致しているので、どれもヘルニアと呼ばれています。 一般的に多いのは椎間板ヘルニアです。 椎間板ヘルニアは、殆どが腰の部分で起こるものですが、顎から腰までどの場所でも起こる可能性のあるものです。 首の骨(頚椎)の椎間板がヘルニアになった状態は、頚椎椎間板ヘルニアと呼ばれています。 腸の一部や腹膜が、皮膚の下に飛び出し脱腸している状態を鼠径ヘルニアといいます。 はじめは腫れているだけのように見えるのですが、放っておくと小腸などの臓器が出てきてしまう場合もあります。 そこまで進行してしまうと、腫れが今までよりも硬くなり、下腹部に強い痛を感じ、吐き気まで襲ってくることもあります。 成人の場合も小児の場合も、発症するのは80%以上が男性となっています。 その他には、脳の病気が原因で発症する脳ヘルニアや、腹部の外傷後や手術後に患部が化膿してしまったことが原因で発生する腹壁瘢痕ヘルニア、 食道裂孔を通じて胃の一部が胸腔側へ脱出した食道裂孔ヘルニアなどがあります。...
ヘルニアは、行動や体に与えられる衝撃、なりやすい性質や体質など様々な原因で起こります。 背骨の弾力が失われたりして、体に歪みが起こることもヘルニアになってしまう原因に挙げられます。 正常な背骨は、S字カーブを描いていて体への衝撃や負担を軽減させています。 しかし、背骨に弾力性がなくなると、衝撃や負担に耐えられなくなりヘルニアを発症させやすくなってしまうのです。 ヘル二アの人の多くは、背骨がS字カーブを描いておらず、マッチ棒のように真っ直ぐになってしまっているようです。 現代は、メタボリックシンドロームという現代病があるように、食事を多く摂りすぎて、栄養過多になり、内蔵に余分な脂肪がついてしまう傾向にあります。 その内臓脂肪により、あるべき位置ではないことろへ、内臓がはみ出してしまったりしてヘルニアが発症してしまうこともあります。 ヘルニアには、なりやすい体質や性質があるほかに、遺伝的な要因が関係している先天性のヘルニアもあるそうです。 この場合は、遺伝的なものなので、ヘルニアにならないように生活をしていたとしても予防することが難しいとされています。...
ヘルニアを引き起こす原因を改善し、発症させない生活を送るためには、姿勢を正す事が大切になってきます。 長時間同じ姿勢を取っていたり、背骨や腰に負担となる姿勢を取り続けることは、正しい姿勢を崩す原因となります。 そうすると、背骨や骨盤がゆがみ、ヘルニアが発症しやすくなるのです。 ヘルニアを予防をするために、日常的に注意すべきポイントは、同じ姿勢を取り続けずに、適度に体を動かす事です。 歩いたり、ラジオ体操のように体を動かすことも有効です。 こうすることで、背骨や腰へ負担がかかり過ぎるのを防ぎ、椎間板への血行も改善されて、ヘルニアを予防する事ができます。 自動車事故などでの衝撃で、椎間板から髄核が後方に突出(むち打ち症)してしまう事がありますが、このような事故によってのヘルニアは防ごうにも防ぎきれないものです。 ですが、日頃から体を支える筋力をつけておくことで、骨への衝撃を和らげたり、負担を軽減させることはできるので、適度な運動をして筋力を上げておく事は、ヘルニアの予防のポイントとなるのです。...
椎間板ヘルニアの場合には、保存療法が一般的です。 良性のことが多いので、内服薬や外用薬などを用いたりして保存療法を行なった結果、3ヶ月で60%の人が痛みが改善したと報告されています。 人間の自然治癒能力は素晴らしいもので、時間が経つにつれ、背骨の構造がそれなりに変化して安定した形になったして、痛みの感じ方が鈍くなるようなのです。 ただし、排尿障害などを起こしていて症状が重い場合や、保存療法を行なってみても改善が見られない場合には手術を行うこともあります。 鼠経ヘルニアの場合は、一度断裂してしまったものは、安静にしていても、薬を使ってみても元通りになることはありません。 手術によってヘルニアを取り去らない限り完治はしないのです。 脳ヘルニアや横隔膜ヘルニアなどは、命に関わってくるものなので、いっこくも早く手術治療を行なって早期完治をさせることが必要になります。 脳ヘルニアの場合は、症状が軽いと薬物療法が行なわれますが、それは、血腫がない場合などに手術をしても効果が得られないためです。 そのため、脳の圧力を薬によって低下させる治療を行ないます。...